家づくり

工法(木造軸組工法と2×4工法)(家づくり その73)

木造の工法には大きく分けて2つあります。

木造軸組み工法とツーバイフォー工法です。

それぞれのメリットは以下の通り。

メリット デメリット
木造軸組工法 ・もともと日本で昔からの建て方であり、殆どの会社が取り入れている工法であるため選択肢が多い。
・将来の増改築が容易である。
・プレカットにより工場で木材が事前に加工されてくるが、それでも大工の腕により品質が左右する。
ツーバイフォー工法 ・壁による面の組み合わせでつくられるため、耐震性が優れている。
・高度なシステム化・マニュアル化が図れており、大工の腕による品質のムラが発生しにくい。
・壁の組み合わせで建築されており、増改築が困難。
・日本ではまだ施工できる会社が少ない。

家を建てた後の増改築が発生しないことを前提とするとツーバイフォー工法の方が、耐震性に優れており、基本性能としてなら断熱性や気密性も高いため良い気がします。

ただし、大工の腕によらないほどマニュアル化されているはずなのに、施工できる会社が少ないのはなぜでしょうか。大手の三井ホームや三菱地所が採用していますが、この辺のハウスメーカーはコストが高いです。

そして、現在の木造軸組み工法も以前に比べて耐震壁を多く取り入れ、耐震等級を確保しているので、あまり耐震性に差が無いという結論になっているようです。

この辺は、いつ建てた住宅で比較しているのかがポイントとなっているようで、阪神淡路大震災で倒壊した家は木造軸組工法ばかりであったようですが、その後に建てられた家においては差はないようです。

結局ツーバイフォー工法に限定したハウスメーカー探しをしていないので、比較しているハウスメーカーはすべて木造軸組工法でした。


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