壁の量もそうですが、壁の位置も重要で、その壁に筋交いなどを施した耐震壁も重要になってきます。
各階の床面積から必要な壁量は壁量計算で簡単にできます。そのうえで、平面図から存在壁量を確認することとなります。
存在壁量を計算するうえで、筋交が2倍、たすき掛け筋交が4倍、構造用合板2.5倍での計算となり、さらにX軸・Y軸それぞれで計算し、かつ1階と2階の計算となります。
外壁は窓の場所以外はどの会社も構造用合板を張り付ける仕様となっていました。そこにさらに筋交を入れており、十分な耐震強度を確保しています。
各社壁量計算書をしっかり出してくれました。
これは平面図があればすぐに計算できるので、自分で計算を覚えてもよいのですが、どういったものか理解だけして、ハウスメーカーにちゃんと出してもらうように依頼すればよいと思います。
とりあえず、耐震等級3は各社とも備えており問題はないことは確認できました。