家づくり

第三者機関検査(4)-木構造(家づくり その179)

2015年7月25日

4回目の検査は木構造。

これまでの3回が基礎だったため、ついに建物の検査となります。

木構造は筋交いや金物がしっかり固定されていることを確認。

これを設計図に従って、すべて所定の本数あり、ねじ止めがされていることを確認するのは本当に時間がかかります。

しっかりやってもらえてよかったです。

構造材の含水量も計測。

LVL材は特に含水量が少なく6.5%となっているようです。

無垢材の若木は含水量が多く、木が反ってしまうことがあるため含水量の確認は重要なのですが、LVL材においてはあまりにも含水量が少ないためそういった心配はなさそうです。

ただ、木が持つ調湿力も低いことを表すので、本来の木造建築の良さを失っているとも言えるのかもしれません。

設備配管が梁などの構造材を欠損していないことも確認してくれています。

こういった場所の確認は素人だと出来ません。

たまに木構造を終えた後配管を通すときに梁などが邪魔になり、梁に思いっきり大きな穴を空けたなどの欠陥住宅もあるようなので、こういった梁を傷つけていないこと、梁に固定していることはしっかりと確認して貰えてよかったです。

屋根のガルバリウムもいつの間にかすでに敷かれており問題ないとのこと。

防水シートの重なりも重要なようですが、こちらも規定通りの寸法で確保されているから安心して良いらしいです。

この辺は全くチェックを考えていなかったのですが、確かに防水シートとしては重要であると思えました。

防水シートの破れている個所や外壁貫通部の配管周りもテープでしっかり埋められているので問題無し。

こういった隙間も気をつけないといけないポイントなのでしょう。

現場もしっかり整理されており、施工も丁寧。全く問題ないとお墨付きを得ました。(*^▽^*)


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