2019年9月16日
紆余曲折あり、1カ月遅れで何とか我が家に羽目板が届きました。
17枚を1束としてくくってあるものが3束。
配送業者の方が3束を普通に運んできたので持ってみたら、とんでもなく重いです。
1束ずつ小屋裏に持っていきました。
この桧の羽目板ですが、小屋裏に置いただけなのにものすごい香りを放ちます。
部屋全体が涼しくなった感じがしました。
小屋裏に羽目板を張っていくわけですが、天井が140㎝と低いため普通の部屋より張る枚数は少なくて済むのですが、形がいびつなため難しいところもあります。
その一番難しそうなところが東側の壁です。
窓やコンセントがあり、なにより上の方が傾斜となっているため羽目板を斜めに切らなくてはいけません。
張り方もいろいろあるようです。
同じ長さのものを積んでいくのも良いかと考えたのですが、半分ずつの幅で組み合わせていく「りゃんこばり」という張り方にすることにしました。
次に羽目板の止め方ですが、真鍮釘で打ち込む、隠し釘で打ち込むのが初心者向けのようです。
羽目板の見える場所に打ち込むのですが、真鍮釘は金色なので目立ちにくい、隠し釘は打ち込んだ後に頭を取ってしまうので非常に目立ちにくいというメリットがあります。
ただし、プロの方法はどちらでもなく、羽目板が重なって見えなくなるメスのへこみ部分に斜めに釘を打ち込む方法を取ります。
難易度はやや高めなのですが、やるならこれでしょう。
そのために我が家には電動ドライバもインパクトドライバも揃っています。
せっかくなので綺麗に仕上げたいと思います。
さっそく張っていきます。
壁は石膏ボードのままなのですが、壁の下部には巾木(はばき)はちゃんと付けられています。
羽目板で施工するのであればこの巾木も不要なので取っ払います。
巾木と壁の間にノミを打ち込みバリバリっととったのですが、ものすごい量のボンドがくっ付いていたため一部石膏まで取れてしまいました。
仕方がないですね。
羽目板2本分の長さは無いため、壁の幅に合わせて羽目板はジグソーで切断しました。
そして釘打ちです。
下穴を開けた後、短めのコーススレッドで打ち込んでいきます。
羽目板が重なる箇所なので埋め込むように強めに打ち込みます。
桧は木が柔らかいのでグイグイ埋めることが出来ました。
上に重ねるときは木工ボンドを塗って羽目板を挿しこんで、しっかり入るように木槌で叩いて、コーススレッドで止めるを繰り返していきます。
積んでいく方は良いのですが、横の板との境目が結構開いてしまいます。
これは長さ調整のためジグソーで切ったのですがその切り口がまっすぐではなかったのが原因です。
見た目は結構まっすぐに切れたと思うのですが、ぴったり合わせてみるとずれています。難しいですね。
さらに窓の場所に差し掛かります。
ここは窓の桟に合わせて切り取っていきます。
あまりぴったりだとはまらなそうで、かといって余裕を持たせると見た目が良くないので、結構頑張らないといけません。
少し小さ目に切ってサンダーで削って合わせていきました。
次はコンセントです。
ここも結構大変です。
さらに横の傾斜に合わせて端は斜めに切らないといけません。
そもそも一番難易度が高い場所からなぜやり始めたのか。
でも初めの方が集中力を持って丁寧に出来るということもあるし、、、。
これは結構時間がかかりました。
ゆっくり少しずつ仕上げていって、この東側の面だけで3日使いました。
時間単位ではそこまでかかっていませんが、小屋裏なので腰が痛くなるのと子供たちと遊びながらやったりもしたので、結果3日かかった感じです。
最後の場所は羽目板のメスとなるところを切り落としてしまったので、隠し釘で止めました。
初めての隠し釘です。
この東側の壁だけで1.5束使いました。
残り1.5束。あっという間に使い切りそうです。
追加で購入しなくてはいけないですね。
あまり一気に購入する資金も置く場所もないので、少しずつ仕上げていきたいと思います。
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