建売住宅の見学をしていて気に入ってしまったのが屋上です。
その場所は3畳くらいの小さな屋上でしたが、非常に気持ちの良い場所のように感じました。でも、家族みんながいると狭すぎです。もう少し広いスペースにしたいです。
特に土地が狭いので駐車場と駐輪場を作成してしまうと庭がなくなる可能性が高いです。屋上を庭とする屋上庭園をテレビ見て、そこにも少し憧れてしまいました。
今回買った土地は目の前が川で、後ろも高い建物はありません。
家に囲まれた場所ではないので屋上を作るのには最適な土地だと思います。これが、住宅に囲まれた場所であったら空しか見るところが無いので、それほど屋上にこだわらなかった気がします。
屋上でBBQやプールをやろうとすると6畳以上は最低必要となります。それに水道の蛇口やコンセントもあると便利です。
こんなに魅力があるのになぜ屋上を作る人はそんなにいないのだろうか、気になって調べてみました。
するとコスト的にも屋根にするより高くなりますが、一番のポイントはメンテナンスの問題だと分かりました。
屋上を作る場合防水が必須となります。
FRP(繊維強化プラスティック)を塗装し防水を行うのが一般的なようです。FRP自体はボートなどの防水にも使用されており、防水効果は高いものです。しかし、紫外線や風雨による劣化のため10年ごとに塗り替えが必要なこと、万が一劣化したら雨漏りとなり、構造に多大な影響を与えてしまうことが建物の場合大きな問題となります。
特に木造住宅の場合、ある程度の伸縮が発生してしまうので、ひびが入ることもあります。
地震による影響が無いように見えて、実はFRPがひび割れてゆっくり構造を腐らせていっていたとかあると悲しいことになりそうです。
木造の屋上に庭園を造る場合、しっかりとした防水が必須であり、金属防水を提案しているところが多かったです。
ハウスメーカーのページを見ても、屋上を売りにしているところは金属防水を採用しています。この辺も含めてしっかりと検討したうえで、是非屋上は採用したいと思います。