2017年7月31日
1年前にOSBのベニヤ板で作った棚を使っていましたが、20㎝棚や25㎝棚をしっかりとサイズを合わせて切ったにもかかわらずユルユルで前後にぐらつき、揚句に棚が落ちることが多数あり、また、ちょっと重いものを乗せただけで凹んできてもいました。
そもそも厚さ9㎜と薄いベニヤ板なので仕方がないのと、当初はかっこいいと思っていたOSB合板なのですが最近ではイマイチな感じになってきており、棚として使うのはやはり格好悪いかなと思い始めてきました。
そんな訳で、重い腰を上げやっとちゃんとしたクローク棚を作ることに着手します。
実際は随分前から買っていた5枚1組の荒いままで表面加工がされていない杉板があり、使いどころに困っていたため邪魔なので使ってしまおうという思いがあります。
何となくホームセンターで見て安いからとりあえず買ってみようというスタイルは駄目ですね。今後はちゃんと使う量だけ買うように心がけます。
今回のポイントは3つ。
①棚として杉板が使えるのかを確認
②杉板をつなぎ合わせる波釘が使えるかを確認
③ダイソーのウォールナットニスが使えるかを確認
SPF材を頻繁に使っているのでこの十分加工されていない杉板が非常に汚く見えます。
素手で触ると刺さりそうですし、色もかなり赤っぽい感じです。
これを何とか棚として使えるようにしてみたいと思います。
杉板を丸ノコでカットし、さらに継ぎ足す分もカットします。
どうも前後にぐらつくのは25㎝の棚受けにぴったりにするためには25.5㎝の棚となるようにしないといけないみたいで、5㎜ほど幅を持たせた方が良いみたいです。
規格のサイズどおりではなく、やはり実物でちゃんと図っておかないと駄目ですね。
丸ノコのカットが終わったら次はサンダーでガリガリ削ります。
木が荒いので#100のサンドペーパーを使ったのですが気持ちいいくらい削れていきます。色も徐々に白みがかかってきます。赤黒いのが杉本来の色かと思ったのですが、こうして削るとそこまで赤黒くはありませんでした。
サンドペーパーできれいに削った後に2枚の板を波釘で結合します。
これはかなり難しいかと思ったのですが、結構簡単に波釘を打ち込むことが出来ました。
杉板がどちらも綺麗な直線となっていなかったため若干隙間が空いてしまいましたが、棚に物を置いてしまえばあまり目立たないので良しとしました。
そして、棚板のニス塗です。4枚の棚板を裏表全て塗ったのでダイソー100円ニスは2本必要となってしまいましたが、かなり綺麗で重厚感のあるウォールナットの色に仕上がりました。
あまり量を使わない作業の場合はどうしてもニスが余ってしまうので、極力使い切りたいという意味ではこのニスは非常に良い商品だと思います。
ある程度乾いたところで待ちきれずにクロークに棚を設置しました。
以前とはまるで違い重厚感がある棚に仕上がった気がします。
これは完成版といってよいと思います。
今回はとりあえずお試しだったので4枚のみの作成でしたが、これでクロークの棚全て同じ仕上げにして統一感を図ろうと思います。