パナソニックの太陽光発電を設置すると電力会社ではなくパナソニックに売電する「ソーラープレミアム」という制度がありました。
この制度はすごくて、電力会社より1円高い価格で買い取って頂けるというものでした。
さらに私が設置した2015年はプラスアップキャンペーンを行っており、最初の一年は4円高く購入してくれました。
2015年の買取価格が33円でしたが、ソーラープレミアムは34円で購入してくれ、さらに最初の一年は37円で購入してくれるというすごいサービスです。
頑張っているなぁと思ったのですが、やはり無理があったのでしょうか。
それともこの年末年始の大幅な電力価格の上昇などにより耐えられなくなったのかもしれません。
2022年3月末をもって終了するという通達がきました。
契約をそんなに勝手に変えていいのかよと思ったのですが、そこはパナソニック。
落ちぶれても大手企業ということでしょう。
これまでの発電量を元に試算し、残りの電力量にプラス1円して支払うとのことです。
これはすごいですね。
どちらかというと我が家では今後、嫁が在宅勤務であったり、子供が大きくなってきて家での電気使用が増えたりして、日中でも売電より自己消費してしまう方が多くなってしまう可能性が高いのですが、これまでの売電の平均で支払ってくれるのでうれしいです。
金額は15,255円でした。
まぁ1円の積み上げで残り5年を切っているので、こんなものでしょう。
売電先の切替など、面倒くさいこともありますが、納得の契約変更でした。
それにしても、パナソニックも太陽光発電から手を引くようなニュースもやっていましたし、
いろいろと無理が出てきましたね。
太陽光発電は日本が最も先端を行っていたはずが、いつの間にひどい状況になってしまいました。
培った技術もただ海外に流れただけの気がします。
日本企業の戦略の甘さかもしれません。
やはり雇われ社長のような数年で変わる社長だと長期的な視点での施策が出来ないから、財閥や創業者による独裁的な海外企業に負けてしまうのかもしれません。
自然エネルギーの活用という分野では日本に頑張ってほしいのですがね。