玄関の位置(家づくり その42)

間取りを決めるうえでは玄関、リビング、キッチンと一つ一つの部屋を順々に決めていきたいのですが、どこかを広くするとどこかが狭くなるので、そう簡単にもいかないのが難しいところです。

やはり事前にある程度の全体イメージを固めておく必要があり、そのためにはいろいろなハウスメーカーを回って、間取りの提案を受けておいた方が良いと思います。

それぞれの提案に良いところがありますが、すべてを盛り込むことは出来ないので、ある程度まとまったら一つずつ検討していくことにしました。

実際には検討の過程で多くの手戻りが発生していますが、ブログ上では割愛しています。大変な作業であることは想像してください。

検討は外から入る玄関から考えると分かり易いかと思い、玄関から考えてみました。

我が家の土地は三角形で前後が道となっており、東側以外はすべて出入りできるという特殊な条件です。そうなると隣の家に向いた東側玄関はないとしても、南・西・北が玄関となる可能性があります。

土地を買った建設会社の間取り提案では南玄関。

南は川に面しており、玄関から門までアプローチも取れます。日当たりが良いので玄関に使ってしまうともったいない気もします。リビングは出来るだけ南側の窓を増やしたいです。

工務店の提案は北玄関。

北側は駅に向かう通りに面しており、歩道もしっかり整備されているので安心です。利用の多さを考えると北側が最も便利だと思います。ただし、日当たりが悪い気がするのと駐輪場や駐車場が南側なので玄関までの移動距離が長いことが気になります。

ハウスメーカーは西玄関。

これは一緒に話しながら結果そうなったもの。西側は三角形の土地で一番使いづらいところを玄関に使えるのでリビングが最も広くとれるようになること、北側道路へも南側道路へも出易く便利そうです。問題は西玄関は風水では裏鬼門とされていること。

風水をすごい信じるのであれば、そもそも三角形の土地は購入していません。ただ、西玄関が悪いというのには単なる迷信ではなく、理由があるかもしれないので調べてみました。

するとやはり昔は玄関扉は木でつくられているのが一般的で、強い西日にさらされると反ってしまい締りが悪くなること、朝出かける時に暗いことからよくないらしいです。

現在の扉はアルミだし、西側でも暗くはないので、やはり気持ちの問題だという結論に至りました。

西玄関にしようと思います。

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