耐震性をあげるには木材と木材をつなぐための金具が重要らしいです。
さすがに釘ではそこまでの強度を得られないということでしょう。
この金具の性能が上がったことにより、耐震強度が増しました。
どこも昔のように木に大きな穴を開け、そこに木を差し込むような方法ではなく、金具を木に埋め込みボルトで結合することで木材を極力傷めないようにする方法が現在の主流のようです。
最初に土地を買ったS建築会社から説明を受けたときは、ある程度の金具は入れるがそれ以上の場合はスーパーストロング構造となり別料金ですといったものでした。
こういったことがないように、今回は耐震等級3を必須条件にどのような構造となるのかを教えてもらうことにしました。
基本的にどこも同じような耐震金具を用いていたが、どこも各社オリジナルの耐震金具により云々と説明しています。
ウェルホームのものはLVLのメーカーであるWOOD ONEが提供する金具と同じものであるように見えたし、他も大差がない感じです。
唯一Y住建は耐震金具に加えて制震ダンパーを付けることをうたっており、よりよい仕組みである気がしました。
ただし、他社にこの制震ダンパーについて確認したところ、無いよりはあったほうが良いが効果は限定的すぎるのではないか、耐震構造と制震ダンパーの組み合わせが良くなく、耐震補強すればするほど制震ダンパーの効果が無くなるのではないかとの意見でした。
まぁ、他社の営業のいうことですので、どこまで正しいかも分かったものではありませんが・・・。
無いよりはあったほうが良いだろうけど、なかなか難しいところです。
気持ちとしてよいもの程度の認識にしておこうと思います。