基礎パッキンと換気口(家づくり その72)


床下の換気は建物の耐久性において非常に重要らしいです。

じめじめした湿度が高そうなイメージは地下なので、やはり地面に近いところをいかに換気するかは重要なのでしょう。

そのため、基礎の立ち上がりが40cm以上となっていますが、さらにその地面と床の間の空間をどのように換気するかがポイントとなります。

そういえば実家も基礎に格子をはめた換気口がありました。

たまにこの格子が外れてネズミや猫が入り込んでいるなんて話も以前はよく聞いたことです。

しかし、最近建っている家は換気口がありません。換気が必要ない作りになったのかと思ったのですが、違っていました。

最近は基礎と土台の間に基礎パッキンという薄い換気用のパッキンを入れることで換気が行われているようです。

たしかにこの薄さならネズミや猫は入らないだろうし、目立たないので見た目も悪くなりません。若干換気性能がパッキンの真下部分まで届かないため悪いようですが、換気口も設置した場所とそうでないところにムラが多くなることを考えると、基礎全体をパッキンで覆う方が効率が良いのかもしれません。

それよりも何よりも、どの会社も基礎パッキンが仕様となっており、換気口は無いので、どうしてもこだわって換気口にしたいのでなければ、そもそも考える余地はありませんでした。

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村


マイホームランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする