断熱材(家づくり その82)

昔の家と性能で大きく違っているのは断熱性だと思います。

部屋の気密性が非常に上がっているので、エアコンの効き方が全然違います。後々のランニングコストを考えたとき、この断熱性能はしっかりこだわっておきたいところです。

断熱材は最も有名なのがグラスウール

建売は大体がグラスウールの仕様となっています。

次がウレタンフォーム

これはボード上に加工されたものと現場で吹き付ける方法があります。

そして、高価なフェノールフォーム

断熱性能は非常に高いが値段も高いです。グラスウールの中でも高性能なものに対してさらに3倍高いです。

同じグラスウールでも10k、16k、24kといったグレードがあり、性能が高いほど同等の断熱効果を得られるため厚さが薄く済むようです。

グラスウール10kが100㎜と同等にするには16kなら95㎜、24kなら85㎜、ウレタンフォームなら60㎜、フェノールフォームなら50㎜程度となります。柱の厚みに限界がある以上はより高断熱のものを多く入れた方が効果は高くなります。

そして材料はボード上になっているものを張り付けるか、現場で吹き付けるかの二択があります。吹き付けの場合は断熱材専門の業者が重装備をして屋根や壁の吹付を行います。

ボードの貼り付けなら大工が出来る作業です。しっかりした大工であれば断熱材もしっかりと張ってくれるのですが、いい加減な大工だと断熱材に隙間ができたまま完了させてしまうなど、問題も多いようです。

また、地震等の振動でボードがずれてしまうこともあるらしいです。断熱ボードは内断熱の場合は柱の間に埋め込むので長年の蓄積でずれ幅が広がってきたりしてしまうこともあるそうです。

そうすると吹付が性能もよく、施工不良もなく、長期間安定しているので、最も安心できるような気がしました。

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